愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


一回りくらい上だろうか?

大人の雰囲気漂うオーナーは、彼と同じで服に着られる事なく、完璧に着こなしている。

それに慣れというものは怖いもので、少し前までは巨人に見えていた長身の人間も、素敵な男性にも動じる事がなくなった。







「そうだったんですね〜。同じマンションに住んで居てもなかなかお会いしませんもんね?実はいまだに同じ階の住人さんを見かけた事が無くて。」

「あぁ、それは東雲さんと同じ階の住人さんは、海外に行く事が多くて、あまりマンションに居ないんですよ。会えなくて同然です。、、そんな事より驚きましたよ?貴方があの有名な〝ShinonOme〟のデザイナーさんだったとは知りませんでした。ご主人がモデルさんな事も。」

「すみません、、、っ隠すつもりはなかったのですが、わざわざお伝えすることでもないのかなっと思ったものですから。」






申し訳なさそうな表情を浮かべると、オーナーが笑いながら声をかける。
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