愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


すると、女から見えない角度でぎゅっと小さい手に服を掴まれた。

振り返ると真澄が俯いている。









もしかして、、、焼いているのか?



そんな事、あるわけないのにこの状況では都合よく取ってしまう。


女の手をやんわりほどき、深く頭を下げる。









「初めまして、東雲 仁です。ご挨拶が遅くなって申し訳ありません。」

「あ、あぁ、、こちらこそ、挨拶もせずにごめんなさいね?谷口 美加子です。宜しくね、、、仁君?」


微笑まれ、その綺麗すぎる表情を見て普通の男だったら落ちるな、、と心の中で思う。


いや、少し前までだったら自分もそうだったかもしれない。








それくらい好みのタイプだ。

< 221 / 330 >

この作品をシェア

pagetop