愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
すると、女から見えない角度でぎゅっと小さい手に服を掴まれた。
振り返ると真澄が俯いている。
もしかして、、、焼いているのか?
そんな事、あるわけないのにこの状況では都合よく取ってしまう。
女の手をやんわりほどき、深く頭を下げる。
「初めまして、東雲 仁です。ご挨拶が遅くなって申し訳ありません。」
「あ、あぁ、、こちらこそ、挨拶もせずにごめんなさいね?谷口 美加子です。宜しくね、、、仁君?」
微笑まれ、その綺麗すぎる表情を見て普通の男だったら落ちるな、、と心の中で思う。
いや、少し前までだったら自分もそうだったかもしれない。
それくらい好みのタイプだ。