愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「失礼します。、、貴方は東雲さんのご家族の方ですか?」
ガラッと扉が開き、白衣を着た男性が部屋へ入りながら南に問いかける。
「いいえ、私は只の同じマンションの住人です。彼女は既婚者です。ご主人に連絡を取った方がいいですかね?」
「、、、そうですね。まさか既婚者なのにもかかわらず今まで気づかなかったなんて、、。」
白衣の男性は意味深な事を言いながら、眉をひそめる。
「では、ご主人の連絡先を。こちらからご連絡しておきますので。」
「やっ、、!それは大丈夫ですっ!!只の過呼吸ですしっ、今、、彼は忙しいんです、、。こんな事で迷惑をかけたくありません、、、!」
必死に連絡を拒否する私に医師も溜息。
見かねたオーナーが遠慮気味に声をかける。
「東雲さん、、心配を掛けたくない気持ちは分からなくないけど、きっとご主人、、連絡して欲しいって思ってるよ?」