愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
お腹に手を当てたまま、顔を上げずに答える。
「、、、はい。でもまだ彼には言いません。実は彼と今距離を置いているんです。こんな危険な状態で伝えても困ると思うので、せめて退院できてから伝えようと思います。」
「そう、、、ね、、それがいいわよ。今はまず、身体の事だけを考えなくちゃ!もう自分1人の体じゃないんだからね、、?」
そう励まされ、嬉しくなって顔を上げる。
「はいっ、、!ありがとうございます。本当に美加子さんにはご迷惑ばかりおかけしてですみません。」
「いいのよ。もっと頼って?今日はビックリな事が多すぎて疲れたでしょう、、、?ゆっくり休んでね。また、明日来るわ。」
美加子はそう言って笑顔で立ち上がり、背を向け病室を去っていった。