愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
長い時間、仏壇に手を合わせているとチャイムが鳴り来客を知らせる。
「はい、どちら様でしょうか?」
「私よ!真澄ちゃん!」
美加子の声がして、ドアを開ける。
「美加子さんっ。どうされたんですか?」
「ううん、大した用事じゃないのよ。ただ、真澄ちゃんの様子を見に来たの!はい、これお土産っ〜。」
「わ!ありがとうございます!!今、お茶入れますから上がっていって下さいっ!」
美加子を招き入れて、お茶の支度をする。
「前、荷物を取りに来た時にも思ったけど、、、この部屋って色々作りが高いよね?真澄ちゃんには生活しにくそう。」
「このマンションは長身の方が快適に過ごせるように高い位置にわざと作ってあるんですよ。慣れれば問題なく過ごせます。」