愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


お茶の準備をしていると、ソファーに座った美加子に深刻そうに声をかけられた。


「、、、あれから仁君とはどう?ちゃんと話し合いは出来たの?」

「はい、、、。お互い納得のいく形で話がつきました。彼はとっても優しい方なので、私の意見を受け入れて下さいました。今は順調に新作発表に向けて動いている所です。」



「じゃあ、離婚はしないのね、、、。結局、何もかも私の思惑通りにはならないのね。本当、、、そう言う星の下に産まれたのね、、?どうして私はこんなに、、!どうして、、、、。」


唸る様な声で呟いた美加子の言葉は、コーヒーカップを出す音でかき消され真澄の耳には届かない。



「お待たせしました。」

下を向いている美加子に笑顔で声をかける。
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