愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


「いえ、祖父の足元にも及びませんよっ、、!それに見た目の悪さなんか群を抜いますし。話題性があったので色々と大袈裟に取り上げられているだけなんです。なによりも仁さんでうちのブランドは保っているようなものですからっ、、!」

「そして何よりとても腰も低い。そういう所もスタッフはちゃんと見ていますから、、才能だけではこの業界はやっていけないんですよ?此処にいるスタッフは皆、この短い期間で貴方のファンになりました。ですから、もっと自信を持って行きましょう?東雲先生。」







専門学校時代は、周りが敵に見えた。

よく親の七光りだと〝ShinonOme〟という大きなバックあっての賞だと言われ続けていた。

実際その通りだったし、反論する事も出来なかった。





そういう目が怖くて、裏方に逃げた。



でも今こうして、ファンだと言ってくれるスタッフに囲まれて怖いモノなんて何もない。

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