愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
会議室のような部屋へ入りパイプ椅子に座る。
「久しぶり。、、随分避けてくれてたみたいだけど、俺、なんかした?」
「いや、、俺の勘違いだ。」
「、、、そ?ならいいんだけど。ま、重要なのはこの事じゃないんだけどね。真澄ちゃんに聞いたけど、、、離婚、、するんだって?」
ハッキリと〝離婚〟の言葉が聞こえてゆっくりと海生を鋭く睨む。
やっぱり此処とも繋がっていたか。
もう何が真実なのか全く分からない。
「おー、、怖い怖い。そんなに睨まないでよ?嫌々入籍したんでしょ。良かったじゃん。煩わしい事からおさらばできてさ。でも、、、やる事やっといてポイだなんて、どうかと思うけど?仁も案外冷たい人間だったんだね。」
「は?」
想像以上に低い声が出たが、海生もそれに勝るほどの低い声で更につづける。