彼は高嶺のヤンキー様(リクエスト編)
(・・・・やだわ、心がイケメンなんてほめて・・・・)
このあたしがどうかしてる。
(ああ、いけない・・・・凛道蓮に、感心ばかりはしてられない。)
今回のGREATSTAGEつぶしだけは、こっちも巻き添えを食らいそうになった。
ゴミ原を痛めつける材料として、GREATSTAGEに絡んでいたので危なかった。
吉本だか吉野だか忘れたけど、そいつをかばって助けてやった。
下手に見捨てると、逆恨みされて、こっちのことをばらされると困る。
失うものがなくなった奴ほど始末に負えないけど、今のところそう言う奴は見たことがない。
ただ、我が家の家訓として語り継がれてるので、真面目に守っているだけ。
あゆみが丘学園の1年G組に、凛道蓮の仲間がいるのが幸運かはわからない。
サングラスをしたデカい男だったけど、あたしとの相性は最悪。
消すのは様子を見てからにするとして、今は凛道蓮を優先したい。
(楽しいわ、凛道蓮。)
あの男は間違いなく、つまらない日常を送る私に刺激を与えてくれる。
あたしの人生は光と闇。
日本で有数の大財閥の当主である父が望む良い子の令嬢をしながら、そのストレスを発散するためにレディースの総長をする。
芸能界の女帝とされる偉大な母の後継者になるため、幼い頃から一流の先生達の指導を受け、まずは子役モデルからはじまった。
使えるものを使って、母の後ろ楯だとわからないように、親の七光りだと言わせない振る舞いをした。
あたしの成長に合わせ、邪魔になる有力候補達を消してやった。
この程度で泣き言をいうぐらいなら、元々芸能界で生きていくことは無理だったのよ。
死ぬやつもいたけど、あたしが殺したわけじゃない。
勝手に自分で死ぬほど弱かっただけ。
自分に負けた負け犬よ。