お前が好きすぎて、マジやばい。



もっと…知愛に俺を知って欲しい。


少しずつでもいいから…



『ずっと怖かった…』


「うん」


『顔を今じゃあまり覚えてねーけど、父親みたいに大切な人を殴ってしまうんじゃないかなって』


「うん」


『そしたら自然と女を避けるようになって…あまり感情を持たないようにしてきた。』


「うん」


『でも、知愛だけは違った…
会えると嬉しいって感情が芽生えて、バイトがあって会えない時は寂しくて…
そういう感情が増えていく度に…恐くて』



身体が震える…


俺も知愛に手を出してしまうのかな…


自分の好きな人に…大切な人に…



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