包み愛~あなたの胸で眠らせて~
買ってきたパンを食べながら、湊人の予定を確認する。
「今日のバイトは、3時からだから夕飯はいらないよ」
「分かった。私は1時くらいにちょっと出掛けるね」
「ちょっとってどこに?」
「広海くんち」
「ほんとにちょっとそこまでだな」と港人は笑う。
確かにすぐそこなんだけど、緊張する場所なんだよね。広海くんが前よりも積極的に話し掛けてくることが多いから身構えてしまうというか、緊張する。
誘われた時は嬉しかったのに、いざ行くとなると尻込みしてしまっていた。玄関先でもたもたしていたら「早く行きなよ」と湊人に背中を押される。
ここで躊躇っていても前に進めないし、私たちの関係が変わることもない。話したいことはいっぱいあるのだから、勇気を出そう。
大きく深呼吸して、インターホンを押した。広海くんは穏やかに微笑んで出迎えてくれた。
「そこに座って。コーヒーと紅茶、どっちがいい?」
「ありがとう、コーヒーください」
「今日のバイトは、3時からだから夕飯はいらないよ」
「分かった。私は1時くらいにちょっと出掛けるね」
「ちょっとってどこに?」
「広海くんち」
「ほんとにちょっとそこまでだな」と港人は笑う。
確かにすぐそこなんだけど、緊張する場所なんだよね。広海くんが前よりも積極的に話し掛けてくることが多いから身構えてしまうというか、緊張する。
誘われた時は嬉しかったのに、いざ行くとなると尻込みしてしまっていた。玄関先でもたもたしていたら「早く行きなよ」と湊人に背中を押される。
ここで躊躇っていても前に進めないし、私たちの関係が変わることもない。話したいことはいっぱいあるのだから、勇気を出そう。
大きく深呼吸して、インターホンを押した。広海くんは穏やかに微笑んで出迎えてくれた。
「そこに座って。コーヒーと紅茶、どっちがいい?」
「ありがとう、コーヒーください」