包み愛~あなたの胸で眠らせて~
私と同じ空間にいるのが嫌なのか言うだけ言ってさっさと出ていってしまう。閉じられたドアを見て、大きく息を吐く。
部長からは三時までにと言われていて、必死に聴いた内容をまずは英文で入力しているが、その後日本語に訳して、更にまとめなければならない。
渡部さんは私が訳している間に別の報告書をまとめる予定になっていたが、それも私にやれと……。無理だと思うが、とにかく間に合うようにやらなければならない。昼休みはなしだ。
高橋さんに手伝ってもらおうかと考えたが、高橋さんは高橋さんで午後イチに来客の予定が入ってしまっていた。
「片瀬さーん、お昼ですよ。上行きましょう」
「ごめん! 私はあとで食べるから」
星野さんが呼びに来てくれたが、両手を合わせて謝る。
「そうなんですか? あれ? 渡部さんはもう昼休みに入ったんですが? 高橋さんから渡部さんと一緒だと聞いて心配してきたんですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫は大丈夫なんだけどね」
苦笑して、言葉を濁すと星野さんは「なんだけど、なんなんですか」とすかさず聞いてきた。渡部さんがここにいない理由を話すと星野さんは怒り出した。
部長からは三時までにと言われていて、必死に聴いた内容をまずは英文で入力しているが、その後日本語に訳して、更にまとめなければならない。
渡部さんは私が訳している間に別の報告書をまとめる予定になっていたが、それも私にやれと……。無理だと思うが、とにかく間に合うようにやらなければならない。昼休みはなしだ。
高橋さんに手伝ってもらおうかと考えたが、高橋さんは高橋さんで午後イチに来客の予定が入ってしまっていた。
「片瀬さーん、お昼ですよ。上行きましょう」
「ごめん! 私はあとで食べるから」
星野さんが呼びに来てくれたが、両手を合わせて謝る。
「そうなんですか? あれ? 渡部さんはもう昼休みに入ったんですが? 高橋さんから渡部さんと一緒だと聞いて心配してきたんですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫は大丈夫なんだけどね」
苦笑して、言葉を濁すと星野さんは「なんだけど、なんなんですか」とすかさず聞いてきた。渡部さんがここにいない理由を話すと星野さんは怒り出した。