包み愛~あなたの胸で眠らせて~
「みなさんお揃いで……何を見ているんですか?」
「いやー、そろそろ出来たかなと様子を見に来たら、みんなが何やら覗いているから私まで覗いてしまったよ。池永くんは意外に熱いんだね。うんうん、よいこと、よいこと」
愉快そうに話す部長を見て、課長が苦笑する。
「俺もさっき戻って、部長からの業務指示の内容を聞いて、どんな感じかなと見に来たんだけど、まさか池永までいるとはビックリしたんだよね、しかも揉めている様子だったから、大丈夫なのかと見守っていたんだよ」
課長はビックリはしたといっても、部長同様楽しいという顔だ。こちらは困っているというのに楽しそうにするなんて、悪趣味ではないか。
他にもこの状況を楽しむ人物が二人……。
「池永さーん。告白は二人だけの時がいいと思いますよ」
「でも、今言っちゃったし、二人だけの時なんて今さらじゃないですか?」
「あ、じゃあ! ここでちゃんと片瀬さんに言って、返事も今もらったらいいじゃないですか!」
「堀田さん、冴えてますね! 私もそれがいいと思います」
「いやー、そろそろ出来たかなと様子を見に来たら、みんなが何やら覗いているから私まで覗いてしまったよ。池永くんは意外に熱いんだね。うんうん、よいこと、よいこと」
愉快そうに話す部長を見て、課長が苦笑する。
「俺もさっき戻って、部長からの業務指示の内容を聞いて、どんな感じかなと見に来たんだけど、まさか池永までいるとはビックリしたんだよね、しかも揉めている様子だったから、大丈夫なのかと見守っていたんだよ」
課長はビックリはしたといっても、部長同様楽しいという顔だ。こちらは困っているというのに楽しそうにするなんて、悪趣味ではないか。
他にもこの状況を楽しむ人物が二人……。
「池永さーん。告白は二人だけの時がいいと思いますよ」
「でも、今言っちゃったし、二人だけの時なんて今さらじゃないですか?」
「あ、じゃあ! ここでちゃんと片瀬さんに言って、返事も今もらったらいいじゃないですか!」
「堀田さん、冴えてますね! 私もそれがいいと思います」