【続】いつかまた、会える日まで。





『美雪。ふたりで話せないかな。
ほんとのこと言いたい。』




メールが来ていた。




「ほんとのことってなに…?
あたし振られるかな…?」



怖くて怖くて、涙目になる。



「違うと思うよ?大丈夫。
大輝は美雪の夫だよ?
大輝だってそんなにバカな男じゃない。
それは妻の美雪の方が知ってるでしょ?」




「……そ、そうだよね…」





分かったよ。

あたし、真央と大輝を信じてみます。

それでも…いいかな?





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