umbra 〜約束の日〜 Ⅱ
「バカッ また秘密にして!!」








『ごめん。 麗をこっちの世界にもう巻き込ませたくない。』










「分かってる。りっくんは優しいから。でも、無事で良かった。」







そういって俺を優しく抱きしめた。俺は一瞬びっくりした。あまりにもその手が優しかったのと、いつもは俺からが多かったから。










『麗、お前全然寝てないだろ。』


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