最恐ドクターの手懐けかた
オーラがヤバイ、その言葉がぴったりだった。
艶は五十代半ばのおっさんなのに、金髪がよく似合う。
真っ赤なシャツに、白色の細いパンツを履いていた。
遠藤先生に負けず劣らず派手派手なのだ!!
だが、その派手な姿はテレビで見慣れた艶そのものだった。
ドキドキドキ……
嫌な予感がする。
まさか、まさかと思ったが……
艶は、遠藤先生の前でピタリと止まった。
そして腕を組んだまま口を開く。
「琥太郎」
うわっ!?
遠藤先生、まさかの艶と知り合いなの!?
私はあんぐりと口を開けていた。
私だけじゃない、優奈ちゃんだって。
きっと、背を向けている合コンメンバーだって同じだろう。