最恐ドクターの手懐けかた
それから……必死で頑張った。
津田さんを、赤ちゃんを助けなければいけないと思って。
それはもちろん、津田さん本人や私のためでもある。
でも……遠藤先生のためでもあるのだ。
「冴木。ライン取れたか」
「はい!」
「輸血の準備と、硫酸マグネシウム投与を」
「はい!!」
素早く術衣に着替えさせて、血圧が上がらないよう目隠しをする。
そんな私を見て、
「お前がいると心強い」
遠藤先生は予想外の言葉を吐いた。