最恐ドクターの手懐けかた
そんな中……
「冴木、横田さんの様子はどうだ?」
遠藤先生に急に話しかけられて、ビクッと飛び上がる。
そして、ドキドキしながら答えた。
「あの……漢マンにハマっています」
そう答えてはっとした。
遠藤先生だったら、このどんよりした空気を何とか出来るかもしれない。
患者さんたちの期待に応えられるかもしれない。
「そんなこと聞いてねぇよ」
顔を歪めて吐く遠藤先生を見上げ、頼んでいた。