最恐ドクターの手懐けかた
だけど私は、
「私……何も言っていません!!」
頭が真っ白になって、弁明することに必死だった。
私はただただ、必死に自分を守ろうとしていたのだ。
「遠藤先生が漢マン……
その言葉を、
「も、もういい!!」
遠藤先生が遮る。
だけどその声は、あからさまに震えていた。
そして、格好の獲物を前に、
「冴木、今日夜勤だろ。
疲れるから何か買ってやる」
とんでもない言葉を吐いたのだ。