最恐ドクターの手懐けかた
「俺が小学一年生の時、親父の仕事場に出入りしていたある夫婦に子供が出来た。
俺は親父と同じくらいの歳のその女性が……
密かに好きだった」
うわー……
次は恋愛話か。
しかも熟女キラーか。
つくづく変態だ。
「その夫婦には俺より三歳年下の双子がいるのだが、そいつらに会えるよりも女性に会えるのが楽しみだった」
「へー……」
かろうじて発せられた私の声は、軽蔑で満ち溢れていた。
だが、遠藤先生は鈍感なのだろうか。
その痴話を延々と続ける。