俺様総長に愛されたお姫サマ！？

第１章

１人の朝

『真琴…愛してる…』


『お前は俺たちの…大切な妹だ…』


『ねぇ！どこにいるの！すぐに行くから！』


『…さよなら…真琴…生きて…幸せになってね』


『じゃぁな…』


『バカなこと言わないで！！！！』


ガラ…ガジャーン！！！


「っは！！！！！」


バサッ！


私は勢いよくベットから飛び起きた。


「はぁ…はぁ…また…〝あの時〟の夢…」


ツー…


頬に手を添えると湿っていた。


また…泣いてたんだ…


「…そうだ…今日から学校…」


私は重たい体をゆっくりと動かし、制服に着替え始めた。


制服に着替え終えた私は部屋の扉を開け、リビングへといった。


リビングと言っても、私の住んでいるアパートは１人暮らしようのため扉を開けたらすぐにリビングキッチンとなっている。