俺様総長に愛されたお姫サマ!?
シーン…
扉の奥には小さなテレビに折り畳み式の机、2人用のソファだけがあった。
この家には必要最低限のものしかない。
私は冷蔵庫を開け、ヨーグルトとスプーンを持ち、2人用のソファに腰を掛けテレビをつけた。
ッピ…
「〝ご覧ください、この綺麗な桜!〟」
テレビ画面には〝桜特集〟と示されていた。
…
「〝え~、ここ桜ケ丘公園は毎年この季節になると大勢の人が訪れてるとのことで、朝早いにもかかわらず大勢の人がいます〟」
リポーターの言う通り、周りにはたくさんの家族連れ、恋人が歩いていた。
「〝みなさんもぜひ、家族や友達…恋人と訪れてはー…〟」
ブツッ
私はリポータのセリフを最後まで聞かずテレビを消した。
…そろそろ行くか…
私は一口しか食べていないヨーグルトを流しに捨て、鞄を手に持ちアパートから出て行った。
このアパートには私だけが住んでいる。
家族がいないわけではないが、わけあってここで一人で住んでる。
さみしいと思ったことは一度もない。
逆に1人のほうが落ち着ける…
扉の奥には小さなテレビに折り畳み式の机、2人用のソファだけがあった。
この家には必要最低限のものしかない。
私は冷蔵庫を開け、ヨーグルトとスプーンを持ち、2人用のソファに腰を掛けテレビをつけた。
ッピ…
「〝ご覧ください、この綺麗な桜!〟」
テレビ画面には〝桜特集〟と示されていた。
…
「〝え~、ここ桜ケ丘公園は毎年この季節になると大勢の人が訪れてるとのことで、朝早いにもかかわらず大勢の人がいます〟」
リポーターの言う通り、周りにはたくさんの家族連れ、恋人が歩いていた。
「〝みなさんもぜひ、家族や友達…恋人と訪れてはー…〟」
ブツッ
私はリポータのセリフを最後まで聞かずテレビを消した。
…そろそろ行くか…
私は一口しか食べていないヨーグルトを流しに捨て、鞄を手に持ちアパートから出て行った。
このアパートには私だけが住んでいる。
家族がいないわけではないが、わけあってここで一人で住んでる。
さみしいと思ったことは一度もない。
逆に1人のほうが落ち着ける…