【短編】チョコレートは恋の味
「ははは。はっきり言うね~。」


呑気に笑ってる、羽柴。


ちょ、仮にも私のこと好きなら、少しくらい否定しろよ!!


「俺も何でこんな子好きになっちゃったんだろう?」


挙句の果てにこんなことまで言い出した。


2人がかりのドッキリなのか?!


そんなに私の驚く顔が見たかったのか?!


「で、何の話してたんだっけ?」


そう思うと、急に恥ずかしくなってきて、取り繕うように言う私。




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