加工アプリ
身長や体重を記入された用紙を持ち教室へ戻る途中だった。


「雅~」


と、後ろから声をかけられてあたしは振り向いた。


見ると、身体測定を終えた2人が近づいてくる。


2人はニヤニヤとした嫌らしい笑顔を浮かべている。


嫌な予感が胸をよぎった。


咄嗟に身体測定の用紙をスカートにしまおうと思ったのに、その腕を楠葉が掴んでいた。


「なに?」


「身体測定の結果、どうだった?」


いやらしい笑顔を浮かべたまま、楠葉がそう聞いて来た。


「別に、普通だけど」
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