加工アプリ
☆☆☆

信じられなかった。


博正は2人に頼まれてあたしをここまで連れてきていたんだ。


その衝撃は計り知れず、あたしは抵抗することもできず2人に空地へと連れて来られていた。


大通りからは見えない、湿った暗い場所だ。


「調子乗ってんじゃねぇぞ」


四葉の声が聞こえて来たかと思うと体を強く押されて、その場に尻もちをついてしまった。


制服のスカートが泥で汚れてしまう。


そう思って立ち上がろうとしたのに、楠葉があたしの体を地面に押し付けて来た。
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