加工アプリ
ダメ。


そっちへ行っちゃダメ。


そう思えば思うほど体が空中へと投げ出されて行く。


「あ……!」


両手をばたつかせてバランスをとるが、遅かった。


あたしの体は外へと向けて揺れていた。


「いやあああああああああ!!」


最期に聞いたのは、自分の悲鳴だった。
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