浮気の定理
結局、自分の立場は変わらないんだと思い知ったんだろう。
水落はガックリと肩を落として、呆然とただなにもない空間を見つめていた。
その時だ。玄関で、ガタッと物音が聞こえた気がした。
もしかしたら山本が心配して来てしまったのかもしれない。
「ごめんね?悪いけどもう一度寝ててもらえる?」
そう言いながらもう一度水落に、スタンガンを押し当てた。
今度は弱めに、体の自由が利かない程度に……
「うっ……」
意識はあるけれど、動ける様子がないのを確認してから、真由は後ろ手に縛っていた紐を手早くほどいた。
水落はガックリと肩を落として、呆然とただなにもない空間を見つめていた。
その時だ。玄関で、ガタッと物音が聞こえた気がした。
もしかしたら山本が心配して来てしまったのかもしれない。
「ごめんね?悪いけどもう一度寝ててもらえる?」
そう言いながらもう一度水落に、スタンガンを押し当てた。
今度は弱めに、体の自由が利かない程度に……
「うっ……」
意識はあるけれど、動ける様子がないのを確認してから、真由は後ろ手に縛っていた紐を手早くほどいた。