浮気の定理
「そこの角で大丈夫です。ほんとに図々しく送ってもらっちゃってすみません
でも、助かりました。ありがとうございます」
車が実家のすぐ側でゆっくりと停まった。
山本くんは振り返ると、どういたしましてと小さく笑う。
「僕の方こそ、おかげで涼子さんにお会いできて嬉しかったです
仲良し四人組の話はこの二人から散々聞かされてますから」
その時、真由が急にプッと吹き出した。
「山本くんてば"僕"だってぇ~
なにかしこまってんの?アハハ」
それを桃子がたしなめる。
「真~由、からかわないの!山本が可哀想でしょうが」
「だってぇ~」
クスクス口許を押さえて笑う真由を見て、山本くんはまたガックリと肩を落とした。
でも、助かりました。ありがとうございます」
車が実家のすぐ側でゆっくりと停まった。
山本くんは振り返ると、どういたしましてと小さく笑う。
「僕の方こそ、おかげで涼子さんにお会いできて嬉しかったです
仲良し四人組の話はこの二人から散々聞かされてますから」
その時、真由が急にプッと吹き出した。
「山本くんてば"僕"だってぇ~
なにかしこまってんの?アハハ」
それを桃子がたしなめる。
「真~由、からかわないの!山本が可哀想でしょうが」
「だってぇ~」
クスクス口許を押さえて笑う真由を見て、山本くんはまたガックリと肩を落とした。