私と貴方

···もう一度


螢斗は、クスリと笑った。

柚子は?と思うと
「悪い。こんな時に。
市川とあんなに一緒にいても
一度もこんな風になったことないんだ。」
「えっ、でも
私の足に当たっているのは。」
「そう。
これは柚子にしか反応しなくて
早く柚子の中に入りたいとさ。」
「もう、バカっ。」

螢斗は、柚子の服を脱がせ
自分も脱いで
柚子の胸を堪能しながら
柚子の中心を翻弄していく

久しぶりの行為に
柚子は、ついていくのが
精一杯だったが

螢斗が、入ってきた
「ウッ‥‥‥‥アアン‥‥‥」
「くっ‥‥ゆずっ、もた‥‥ない‥‥」
「フゥン‥‥‥けいっ‥‥と‥‥」
二人は、しばらく快楽を楽しみ
二人で同時に上り詰めた・・

はぁ、はぁと息を調えながら
抱き締めあう。

それから、螢斗は何度も
柚子を求め続けた。

うそっ、60歳だよね?
と、疑いたくなるような
体力で、柚子はびっくりしながら
眠りに落ちた。

螢斗は、目を覚まして
腕の中に柚子がいる事の
喜びをひしひしと感じていた。

もう一度、
柚子と一緒に
残りの人生を過ごしたい。
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