好きって言ってもいいですか?
「ほんとですよ!私、お金なんて…確かに、お金も大事だけど…」
「うん、だから…ありがとう。ほんとに、愛してるよ、亜子」
2回目だ…。
愛してる、なんてほんとに私には勿体ない…。
「う…えと…////」
「かわいいな、亜子は」
くすくすと笑いながら、私の手を握る手に力が入る。
「…な、夏目さんのばかぁ…///」
そんなことを言って、私も、強く夏目さんの手を握り返した。
おわり。