総長様の復讐
「大丈夫、俺が守るよ」





不思議と、君の言葉で落ち着く私がいた。



怖くない、と言えば嘘になる。
だけど、私は"貴方を信じる"。



私は頷いた。



「なになにー、どうやって守る気?


君、一人になにができる?


完全に無理だから」




無理と言われたら無理な気がしてくる。


だけど私の手を繋ぐ彼の体温が



大丈夫、と語ってる。


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