センパイの嘘つき
どこまで本気かわからないけど、私が男の人に慣れるようにってことで先輩も毎日保健室に来てくれているわけで。
それにしても知り合ったばかりの私のためにここまでしてくれるのは、なんでなんだろう。
先輩からしたら、妹のためみたいな感じなのかな。
そう思うと同時に、胸のあたりがモヤモヤするのを感じた。
また、このモヤモヤ…
私はチラリと時計を見る。
先輩、まだかなあ…
ガラリ、と背後でドアの開く音がした。