これはきっと恋じゃない。





そのまま、だるそうに上半身を起越して、ベッドに腰掛ける。





ちょっとだけ寝癖がついた髪を大きな手でわしゃわしゃとかく。







「寝すぎたな」




スマホで時間を確認してそう呟いたあと、


そっともう一度私に視線を戻す。






再び視線が重なる。







< 41 / 180 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop