クールな御曹司の契約妻になりました
さっきまでの睡魔は一瞬にしてなくなり、眠れなくなってしまった。

サヤカさんのこと、千裕さんに伝えないと……

眠ることが出来ずに、ベッドにゴロゴロをしながら先ほどの出来事を思い返す。

ふと、そんな思いに駆られた私は、千裕さんの居るリビングに急いで戻った。


「どうした、香穂?眠れないのか?」


リビングに戻ってきた私に眉を潜めながら心配そうに尋ねた千裕さんに私は小さく頷く。

「あっ、そうそう。眠れないときにはハーブティーが良いらしい。この間知り合いに貰ったものが確かキッチンに……」

千裕さんは思い出したかのようにそう言いながらキッチンへと足を進める。


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