クールな御曹司の契約妻になりました
「そういう理由だったのか。分かった」

サヤカさんが見えたこと。
それからサヤカさんが伝えてくれたことを千裕さんに話をした。


初めは驚きを隠せなかった千裕さんだったけれど、少し恥ずかしそうに笑ったり、険しい顔つきになったりしながら、真剣に私の話を聞いてくれた。



さっきまで読んでいた本を片付けると、千裕さんは私の寝室から一番離れた千裕さんの部屋へと案内した。

掃除以外で初めて入る千裕さんの部屋。

日中にしか入ったことのなかったキングサイズのベッドやラックも同じ色で統一されたシックな部屋は、橙色の暖かな間接照明の明りの影響で日中とは雰囲気ががらりと変わっている。
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