腹黒執事の極秘任務
「明日、出るんだ。

あ、そうだ。畑、頼んで良いか?
今日耕しとたいから。

明日、苗植えて?
苗は畑の倉庫に置いてあるから……」

明日からお前が畑の係りなっと笑って見せると、しがみついている小さな頭が上がって、うん、と力強く頷いた。

「僕、翔護兄の畑、ちゃんと守る!」

「守るって、大げさだなぁ~。
そもそも俺の畑じゃないし」

ははっと二人で笑いあう。

「あ、そうだ!
翔護兄、夕飯だよ!
それ言いに来たんだった!!」

「そうか、ありがとう。
じゃ、行こうか」

弟分の手を引いて居間に着くと、皆が揃って席に着いていた。
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