腹黒執事の極秘任務
「そう言わずに! 頼む!!
ちゃんと謝礼は出すから!!」

大きな声で懇願し、テーブルにこすりつけるように頭を下げる男。

中学生相手に、中年の男が頭をこんなに下げているという異様な光景に、周囲の視線が集まる。

いたたまれない……。

「わ、分かりましたから、顔を上げてください……」

好奇の視線に耐えられず、俺は彼の無茶苦茶な申し出を受け入れてしまった。

「ありがとう! これからよろしく!
あ、まだ名乗ってもなかった!
元木だ。好きに呼んでくれ!」

元木と名乗った男は、俺に再び白い封筒を差し出した。
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