颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
どれだけキス魔なの?、と言いたくなるくらいにキスをし続ける。
このあとの車の運転は大丈夫?、なんて心配してしまうくらいに。
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車は順調に進み、高速を降りた。山間を縫うように走る。
どこに行くのかは知らされていない。
とりあえず都会の高層ホテルではないのは確定だ。
聞いているのは支店長オススメの宿ということだけ。
ナビもつけないからどこに向かっているのかも分からないし。
桐生颯悟は鼻歌でも奏でそうなくらいにご機嫌な様子でハンドルを握っている。
宿って……。
ダンディな支社長のことだから純和風な老舗旅館とか?
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お風呂から帰ってきたら布団が二組敷いてあって。
一応別々の布団に潜るんだけど。
桐生颯悟が布団をぱふっと開けて、
『みのり、こっちおいで? 浴衣姿のみのりも色っぽいね』
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とか?
「☆§●※▽■〇×?!」
……はたまた高原にある格式あるレジャーホテルなら。
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猫足のテーブルや家具、フリンジ付きのカーテン、ふかふかの赤いじゅうたん。そして寝室は天蓋つきのベッドで、
『みのり、今夜はお姫さまみたいだね。かわいいよ』
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