颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
桐生颯悟の唇も舌も熱くて、とろっとしていて。吐息も肌もすべてがいつもと違う。


「みのり、しよ?」
「なにをですか?」
「約束したでしょ、コンペから帰ってきたらするって」
「えっ、あのっ!☆§●※▽■〇×?!」


すっかり忘れていた。
初めてのアレ。


「忘れてたの?」
「わわわわわわわ忘れた訳では」
「じゃあいいよね?」
「ぐわっ……や……んんっ……」


キスを続けながら、桐生颯悟は組んでいた指を外してその手を私のウエストに当てた。熱を帯びた手のひらは私の腰にその熱を伝えていく。

桐生颯悟のキスでフニャフニャにとろけていた体は緊張で鋼のようにかちこちになった。
それまで彼の動きに答えていた舌もフリーズしてしまい。


「どうしたの、みのり」
「いいいいいいえ! な、なんでもない、で……す」
「そ」


再び続けられる甘いキス。それとともに桐生颯悟の手が上にスルスルと上がってくる。
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