颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
既婚者? 早百合さんが唇をすぼめてストローをくわえると、その中を黒の液体が登っていく。アイスコーヒーさえ艶っぽく見えるのは、彼女の持つ魔法によるもの。一気に半分を飲み干し、ふう、と息を吐いた。きっと素なんだろうな、この人。
「独身。もっと言うと未婚の母」
「未婚の、母?」
「さっきの男の子、息子なの」
え、ええっ??
「なんか……すみません」
「隠してるわけじゃないからいいの。あの子の父親が18で、私が25のときの子なの。あの子を身ごもったとき彼は難関大学に合格した直後で、とても言い出せなかったの。私は彼の前から姿を消してあの子を産んで。だから彼は知らない」
「それって、颯悟さんもご存じなんですか?」
「ええ。たぶん話したと思う。あの子が18になったら父親に会わせるつもりでいるの。父親が生きてるのに顔も知らないのはあの子にとってよくないし、私より父親と一緒にいたいって思うならそれもいいかなと思って」
「お子さんっていくつなんですか?」
「17歳。来月に誕生日を迎えるの。そしたら彼に会いに行くつもり」
「独身。もっと言うと未婚の母」
「未婚の、母?」
「さっきの男の子、息子なの」
え、ええっ??
「なんか……すみません」
「隠してるわけじゃないからいいの。あの子の父親が18で、私が25のときの子なの。あの子を身ごもったとき彼は難関大学に合格した直後で、とても言い出せなかったの。私は彼の前から姿を消してあの子を産んで。だから彼は知らない」
「それって、颯悟さんもご存じなんですか?」
「ええ。たぶん話したと思う。あの子が18になったら父親に会わせるつもりでいるの。父親が生きてるのに顔も知らないのはあの子にとってよくないし、私より父親と一緒にいたいって思うならそれもいいかなと思って」
「お子さんっていくつなんですか?」
「17歳。来月に誕生日を迎えるの。そしたら彼に会いに行くつもり」