颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
いつもならぶつくさ文句を言いそうなものを桐生颯悟はずっと無言だった。非接触キーは勝手に自動ドアを開け、エレベーターを呼び、42階で私たちを降ろす。桐生颯悟は私をおんぶしたままドアを開け、ずんずんと部屋に入り、私をベッドに降ろすとごろりとうつ伏せにした。
ばふ。顔が枕に当たる。なんか扱いが雑だ。怒ってる。そのうちにキミからアンタに降格したりして。
「温めるのはよくないからシャワーは朝にしなよ」
「はい。あの、なんで迎えに来たんですか?」
「秘書から連絡が来たから。なに、ほっとけばよかったのオレは。そしたら佐藤課長にお持ち帰りされたかもしれないのにね。キミの恋路を邪魔して悪かったね」
「そんなこと思ってませんて」
「いいよ、別にごまかさなくても。湿布貼るから」
脇腹になにかが触れた。ブラウスをつまみ、つつーっと引き上げる。スカートのウエストから引き出されて、続けてキャミソールもつままれた。桐生颯悟はためらう間もなくそれらをペロリとめくった。
露わにされた腰、背中。空気にさらされてスースーする。
ということは桐生颯悟に見られているわけで。うつ伏せだからどんな風に見てるのかは確認できないし。
なんの羞恥プレイなの。
「どの辺が痛むの」
「えっと下の方……尾てい骨の辺りですけど」
ばふ。顔が枕に当たる。なんか扱いが雑だ。怒ってる。そのうちにキミからアンタに降格したりして。
「温めるのはよくないからシャワーは朝にしなよ」
「はい。あの、なんで迎えに来たんですか?」
「秘書から連絡が来たから。なに、ほっとけばよかったのオレは。そしたら佐藤課長にお持ち帰りされたかもしれないのにね。キミの恋路を邪魔して悪かったね」
「そんなこと思ってませんて」
「いいよ、別にごまかさなくても。湿布貼るから」
脇腹になにかが触れた。ブラウスをつまみ、つつーっと引き上げる。スカートのウエストから引き出されて、続けてキャミソールもつままれた。桐生颯悟はためらう間もなくそれらをペロリとめくった。
露わにされた腰、背中。空気にさらされてスースーする。
ということは桐生颯悟に見られているわけで。うつ伏せだからどんな風に見てるのかは確認できないし。
なんの羞恥プレイなの。
「どの辺が痛むの」
「えっと下の方……尾てい骨の辺りですけど」