最恐ドクターの手懐けかた II
初めて入る当直室は狭く、シングルベッドとテレビ、そして机が置いてあった。
机の上には五線譜ノートが置いてあって、じっと見ていると慌てて片付けられた。
こうやって、遠藤先生は私のいないところで活動しているのだろう。
「私の前でやっても、何も言いませんよ」
ただ大笑いするだけだ。
そんな私を睨み、
「お前が俺に見せたくないのと同じだ」
彼は吐き出す。
そんな遠藤先生に言ってやる。
「もう見られました」
「その前から、お前の裸なんて見てるぞ」
それでかあっと顔が赤くなる。