最恐ドクターの手懐けかた II





「でもな……あの時はこんなに惚れると思わなかった。

もう強がることも出来ないくらい、お前しか見えねぇ」




その一語一句が胸に染み込む。

そして、甘い鼓動を掻き鳴らす。





「お前を抱いた時、この世にこんな幸せがあるんだと思った。

だから、お前の一生を背負うつもりで、避妊をしなかった」





避妊をしなかったのは、ピルを飲んでいると思っていたからではないんだ。

そして、私はその一回でまんまと妊娠させられたんだ。

だけど、相手が遠藤先生で良かった。

もう、これ以上好きになれる人はきっと、現れないから。



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