最恐ドクターの手懐けかた II
そんな私は、柊君の隣に並ぶ人物に目がいった。
柊君と同じ青色のユニフォームを着ている彼は、ふわっとした髪で優しげな顔をしている。
「私……こっちの人、遠藤先生よりもタイプかも……」
思わず呟いた私に、
「はぁ!?」
遠藤先生は大声を上げる。
それで、近くの人の痛い視線を一斉に浴びた。
静かに、静かにと思うが、イラついた遠藤先生は興奮気味に伝える。
「てめぇ、小沢樹が好きなのか!!
俺とは正反対なタイプを選びやがって、クソ!!」