最恐ドクターの手懐けかた II
火照る顔を背けると、視線の先には大きなポスターが貼ってあった。
『燃えろ、アスール東京!!』
大きな字の下には、アスール東京の試合の予定がつらつらと書かれている。
そして……その隣、大きく空いたスペースには、数人の人物が載っていた。
その中央でサッカーボールを持ってこっちを見ているのが、
「イチゴミルクマン……」
だ。
思わず呟いた私を、通りがかりの人が「えっ!?」と声を上げて振り返る。
だから、
「柊だろ、柊!!」
焦りに焦った遠藤先生が、大声で叫んでいた。
いまだに不思議に思う。
この超かっこいい柊君がイチゴミルクマンだなんて。
遠藤先生は大馬鹿だから理解出来るが……