最恐ドクターの手懐けかた II





陣痛室に駆け込むと、ベッドの上で横田さんが歯を食いしばって陣痛に耐えていた。





「痛い、痛い痛い!!」



怯えながらその背中をさする夫に、



「そこじゃないから!!」



大声で怒鳴っている。

さっきよりも陣痛はかなり大きくなっているようだ。

モニターを見ても、グラフには数分おきに大きな山が現れている。


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