最恐ドクターの手懐けかた II
それから……
やっぱり眠れなくて携帯を見たりしていた。
眠剤をもらおうか迷ったが、スタッフは忙しいかもしれないと思い、ナースコールを押すことが出来なかった。
漢マンの動画を見て馬鹿だ馬鹿だと思い……
そしてようやく遠藤先生が現れたのは、夜中の二時過ぎだった。
遠藤先生は疲れ切った顔で白衣を脱ぎ捨て、
「お前、まだそんなもん見てるのか」
携帯を覗き込む。
するとそのお馴染みの四分割画面には、ピンク色の変な服を着た漢マンが映っていて
「げっ」
彼はあからさまに顔を歪める。
「てめぇ、携帯ぶっ壊してやろうか!」
毒づく遠藤先生に笑ってしまった。