最恐ドクターの手懐けかた II




柊君は一瞬泣きそうな顔をして、それを隠すよう笑い、遠藤先生に言う。




「琥太郎、病院にいる時はマトモだな」




でも、そのふざけた本性は周知の事実だが。




「次の漢マンの動画、この部屋で撮るか?」



柊君の言葉に



「はぁ!?てめぇ正気か?」



遠藤先生は顔を歪める。




「俺様は天才産婦人科医だぞ?

スタッフに馬鹿だとバレたらどうするんだ?」



「変態産婦人科医だろ?

それに、バレてるって奈々が言ってたけど」



「なっ、奈々!?

てめぇ、いつからそうも親しげに呼ぶようになったんだ!?」




遠藤先生は柊君の胸ぐらを掴み、柊君はわざと大きなため息をついた。


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