最恐ドクターの手懐けかた II
車椅子で分娩室に移動する間にも陣痛に襲われた。
すごい力で外に出ようとする赤ちゃんを、必死にいきみ逃しで抑える。
やっとのことで分娩台に登った私は下半身丸出しの恥ずかしい姿をしていた。
こんな姿、遠藤先生には絶対に見られたくなかった。
だけど、今はそんなこと考えている余裕なんてない。
必死に陣痛と戦った。
その間にもスタッフは忙しく準備をして、緑色の術衣を着た小野先生が現れる。
よりによって、小野先生だなんて!!
そして、なんとか手伝おうと前に出る遠藤先生は邪魔だ邪魔だとスタッフに怒鳴られていた。