最恐ドクターの手懐けかた II





こいつらは……こんな産婦人科の病棟で、恥ずかしげもなく変態話を初めてしまって。





私は力いっぱい柊君の手を振り払った。

すると、何と彼の手が一瞬離れて……

思いっきり身を引く。

そして遠藤先生を睨みながら告げた。





「あんたとは二度としませんから!

もう離婚する!!」




私は声を荒げ、彼らに背を向けた。

そして、一目散に逃げようとした。


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